岐阜県重要有形民俗文化財
「富加の酒造用具及び酒造場附文書」
当資料は今現在酒造りを行なっている酒蔵を資料館として開放し、
酒造用具と生活用具の約7,000点余りを展示しております。
江戸時代の酒造りのほぼすべての工程に関する道具と酒造りを行う酒蔵が
一体となって残り、なおかつ今もそこで酒造りを営んでいる希有な「民俗資料」
として、平成7年6月に主屋、酒蔵二棟、酒造用具その中の約三千六百点余りと
主屋と酒蔵二棟が平成七年「岐阜県重要有形民俗文化財」 に指定されました。
← フランスのサルムソン2A2のプロペラ、尾翼、支柱も展示しています。
大正11年に製造された「乙式一型偵察機」で全国的にもとても珍しいものです。
現在も酒造りで使用している実際の酒造用具や釜場、槽場、麹室等、
普段見ることのできない酒蔵の内部を見学いただけます。
物が少ない時代に蔵で働いてくださった蔵人が大切に使用してきた道具や生活用具を
通して、蔵人の息吹や当時の人々の ”生活” を感じていただければ幸いです。
時代の流れと共に生活様式は変化し、今では目にすることのできない蓄音機や
ミシン、ヒバチ、五右衛門風呂等、昔懐かしい生活風景を体感してみませんか?
開館時間 午前10時~午後4時
休館日 月曜、酒造時期(12月上旬~翌年1月末頃まで)
入館料 大人300円、小人150円 ※団体割引有
無料駐車場有
※団体、バスツアー等、お気軽にお問い合わせください。